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翡翠 Challenge 2019.10.14




もう子育てシーズンも終わっただろう

最近の様子はどうなのか

台風の影響も気になるところで

小雨が降る中のチャレンジ

厚めの雲のおかげで光量不足が気になったけど

画質を気にしなければ撮る練習にはなるだろうと

張り切って現場に向かう…

台風の影響で多少場が荒れていたけどなんとかなりそうだ

天気が悪いからなのか

いつも賑わっているカメラマンさんは一人もいない

カメラを用意して待つ

が、待っても待っても姿を現さない

カモちゃんだけが元気に遊んでいる

あまりにも暇だったので

カモちゃんの珍しいポーズを狙い撃つ




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そうしてまつこと一時間半

騒がしい鳴き声と共に右の方からリョータ君がやって来た

ギャグでも言っているのか

それともネタの練習か

デカい声だ

慌ただしく右寄りの枝にとまる

このリョータ君がかなりのくせ者で

ひょうきんだったりしゅんとしたり

ブサイクだったり色男を演じたり

口が達者なわりにはそ~っと飛んできたり

つかみどころが難しいけど

絶えない人気は人の良さがにじみでているからだろう

鳥の良さかw

やはりくせ者

枝にとまるのはいいが後ろ向きで絵にならない

それでいてキョロキョロ落ち着きがない

絵にならないのでカメラをおろした

その時だった

左の方からあの娘がやってきた

リョータ君の下の枝にとまった

おとなしい容姿とは裏腹に積極的で元気な女の子

アオイちゃんだ

リョータ君を見上げて何か言いたそうにしている

キョロキョロしていたはずのリョータ君はそっぽを向いて固まっていた

あきらめたのかアオイちゃんが飛び立ち

少し離れた枝にとまった

あっ、あきらめたんじゃない

そこはリョータ君の目線の先の枝だった

必然的に見つめ合う二人

なぜか空気が重く感じた

アオイちゃんの積極果敢なアピールに違和感を感じたリョータ君は

きっとからかっているんだ

おチャラけた自分に釣り合うお相手じゃない

バカにしやがって…

もとの右の方に飛び立ってしまった

残されたアオイちゃんはガッカリしたが

きっと照れ屋さんなんだわと開き直り

にこやかに左の方に飛び立っていった




現場に到着してすぐに気になったことがあった

気になった…

どちらかというと違和感と言ったほうがいいのかもしれない

台風の直後なのに

他の鳥さんもたくさんいるのに

なぜか左の方に枝に

真っ赤な実がいくつもなっていた

台風で落ちるだろう

他の鳥につつかれるだろう

なのに綺麗な状態で赤い実がいくつもなっていた




右と左の両方が見渡せる好ポジションで

待つこと一時間

気が付くと

左の赤い実のなる枝の手前にアオイちゃんがとまっていた

慌ててカメラを構えた

すぐさまアオイちゃんが飛び立った

その枝に向かう

まるでドレスを身にまとうかのように

その枝にとまり

また飛び立つ

幾度となく繰り返される




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これもリョータ君へのアピールなのか

しかし

その可愛らしい努力の甲斐もなく

リョータ君のリアクションはない

よほどのマイナス思考ヤローだね

可愛そうにアオイちゃんは奥の方で落ち込み

しばらくすると飛び立ってしまった




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少しして

うしろから声をかけられた

「こんにちはー、飛んできました?」

年配の女性だった

たまに見かける方だった

「ついさっき、飛んできましたよ」と冷静に答えた

「あの派手な赤いところに?」

「そうですよ、あそこにきましたよ」

「あら~、そう…」

少し残念そうだった

やはり誰が見てもあの赤い実の枝は魅力的なんだろう

バックからカメラを出しながら

左の方へ歩き出して

その枝の正面で待つことにしたようだった

およそ一時間後

「出てこないわね~、もう帰るから~」

「お疲れ様でした~」と声をかけた

左から右の方へ歩いて行った

すべてのポイントを過ぎた瞬間に声をあげた

「あっ、来た!」

自分はその声の直前からカメラを手にしていた

右から来たのはアオイちゃんだった

そして右の方の枝にとまった

リョータ君が最初にとまった枝にね

キョロキョロ

キョロキョロ




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しまいには

おそらく

リョータ君がいるであろう右の方へ向かって

「リョータ君!」と呼んでみた




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しかし

マイナス思考のリョータ君には届きません

一瞬の間を置き

アオイちゃんが飛び立ちます

さらに右の枝にとまり

水面に目を落としたかと思ったら

すぐさまダイブ

エサ獲りの雰囲気ではない

枝に戻ってはまたダイブ

水浴びかなと思いながら

アオイちゃんを追い続けます

三回ほど繰り返し低い枝に戻った

少し落ち着いた様子

水浴びのあとは必ず毛づくろいをするはずが

そのままジッとしている

いつもとは違う

あっ!

おチャラけた声も出さずに

そっとリョータ君がその上に飛んで来た

見つめ合う二人

お互いにしか聞こえないようなひそひそ話をしている




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これは!と思った時に

今度はアオイちゃんが飛び立った

えっ!

せっかくいい雰囲気だったのに…

なんだよ、マジかよと意表を突かれたリョータ君

しばらくボーゼンとしていたが

我に返り飛び立っていった

押してダメなら引いてみたアオイちゃん

大人しい顔して

ヤリ手だね

リョータ君はきっとアオイちゃんのトリコになることだろう

この恋の行方は

どうなるのかな~




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いつになるのか

次回のチャレンジが楽しみです









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