Niightscape Ⅱ




何度も言うが

この冬は夜景を特訓した

その甲斐あってずいぶんと上手になった気になっている

三月の終わりのある日

そろそろ夜景の時期も終わりかなぁと思っていたら

急な冷え込みが何日か続き

天気のいい夜景撮影にもってこいの日が訪れた

これで今シーズンは終わりになるかもしれない

そう思うとジッとしていられない

東京で数ある夜景撮影スポット

行ってないところはたくさんあるけれど

あと二箇所だけは押さえておきたいと思っていた

その一つである東京タワーに挑むことにした

ネットで調べるとクリアに撮影するのは厳しいとのことだった

どのくらい厳しいものなのか

行かないとわからないしなにより気が済まない

仕事を終え電車で向かう

22時までとなっていたので遅くとも21時までには行きたかった

たぶん建物に入ったのがちょうどそのくらいの時間だったと思う

一般の展望台は目もくれず素通りし

特別展望台までまっしぐら

お金を払えばさらに上の方まで行けるシステム

撮りたいイメージはほぼ決まっていたので

一般展望台からでは撮れないのはわかっていた

平日の21時すぎにもかかわらず人だらけ

さすが東京タワー

ほとんどが外人さんや学生さん

ある程度の場所を決め確保

機材のセットをしていると肩をトントンと誰かに呼ばれた

振り返ると外人さんの女の子が微笑んでいた

まわりに仲間と思われる人はいなくて

身振り手振りで夜景をバックにスマホで自分を撮ってほしいといったところだ

気持ちはわかるが

自分にはそんな時間はない

でも女の子はカワイイ

撮ってあげた

スマホだからと手は抜かない、写真には変わりないのだ

一瞬で構図を決めサッとスマートに撮る

自信満々でこれでいい?とスマホを手渡すと

もっと下向きで撮れとジェスチャーしてきやがった

自分の顔から笑顔は消え

たんたんと下向きすぎな写真を撮ってあげ手渡す

それを見て満足げな女の子から目を離し

自分のカメラに向かった

三脚はたぶん禁止

もしオッケーだったとしても確実にまわりの人々に迷惑をかける状況

カメラを置くところもなく手すりに乗せるくらいしかセット方法はない

難しい状況で撮影を始める

イメージ通りの夜景が広がっている

左右やうしろなど他の方角を撮る余裕はなかった

何枚か撮ってモニターで確認してみた

するとなんかオカシイ

画像がぼやけている

ピントを確認するが合っていた

すぐにその原因に気づいた

ガラスに貼ってあるフイルムの仕業だった

いや正確には、フイルムを張る際に使う水がフイルムとガラスの間に所々小さく残っていたんだ

その水が余計なレンズとなっておかしなが画像を作り上げていたのだ

撮りたい方角角度は決まっていたので大きく動くこともできず

少しずらして撮っては確認…その繰り返し

やっとここならと思える場所を見つけ本気で撮り始めた

念のためもう一枚、もう一枚と撮っていると閉館のアナウンス

慌てて機材をバッグに押し込んだ時にはほとんど人が残っていなかった

エレベーターに飛び乗るとどうやら自分とあと何人かが最後だったようだ

とりあえずこの日のミッションは終えた

外からの東京タワーなどはまたにすることにして電車で帰ることにした

22時をとっくに過ぎてるというのに満員電車

世のお父さんの苦労を実感しながら帰路についた




話しは戻るが

やはりネットの情報通りクリアに撮るには厳しいということを痛感した

でもまぁなんとか見せられるくらいの出来だとは思う

それも特訓の成果だろう

それがなければお蔵入りの写真になっていたはずだ




1T7A0694-3.jpg






首都高C1からレインボーブリッジ・お台場・ゲートブリッジ

さらには千葉方面

これが撮りたかったんだ~








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